
現在、森林の資源を循環利用し、持続可能な環境を維持する社会への取り組みが進められています。今回、右記の通り、セミナーを開催し好評を得ることが出来ました。ご協力ありがとうございました。
開催日:2026年2月19日(木)
講演会:17:00 ~ 19:00 (質疑応答を含む)
開催形式: Zoomウェビナーによるオンライン配信
1.講演題目・講師
講演1:「日本の森林の維持・育成とバイオマス利用の状況と今後の課題」
酒井秀夫氏 (一社)日本木質バイオマスエネルギー協会会長、東京大学名誉教授
講演資料(クリックしてください)をご覧ください。
概要:・現在日本の人工林の50%以上が樹齢50年を越えていて主伐が必要。
・欧米では地形に適した路網の整備と林業機械の開発を行って生産コストを下げてきたが、日本では戦後の高需要高価格の状況が続いため生産コストを下げる事がほとんど行われなかった。
・安い輸入木材の急増や公共建物の木材利用が禁止となったため国産材の需要が低下し、林業・製材業は減少し放置された森林が急増した。
・政府としての森林・林業の再生の推進やバイオマス利用の急増により木材利用率は回復してきている。
・今後持続可能な森林・林業として再生するには、地形に適した集材システムや林業機械の開発。コストの高い輸送費を力下げて生産性を高める事。切り捨てられている枝葉まで利用して付加価値を上げること。地域として有用なエネルギーだけでなく防災・環境の保全も併せて資源循環の取り組みが必要である。
・特に人工林の30%以上を占める30度以上の急斜面では樹齢50年の立木を全木で直接地場まで出せる小型の集材機の開発が必要。
講演2:「木材と森林の循環利用に向けて」
赤松伯英氏 (株)大林組 技術本部 環境・エネルギーソリューション部長
大林組の取り組みについての講演です。
概要:・大型木造建築の拡大による木材利用の拡大
・循環型ビジネスモデル「植える→伐る→加工する→使う→植える」の技術開発による持続可能な社会の実現
・森林資源の持続性について、林業に積極的な地域において公共団体や森林・林業関係者と共同で事業モデルを構築し全国展開を推進
・飯能市と「森林利用に関する基本協定」を締結して林業振興と森林の有する多面的機能の高度発揮に取り組むとともに、地方創生やまちづくりにつなげることを目的とした活動を進めている。
以上

