公開講座「水と環境」第4回(2024年4月27日)プレゼン資料

講座内容
(1)屋上・壁面緑化概論
講演者:千葉工業大学 創造工学部 建築学科 石原沙織 教授
古代ギリシャの医師ヒポクラテスは「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」という言葉を残しています。 今の都市部はどのような状態でしょうか?
今回の講演では、屋上緑化の歴史や種類、メリットや気を付けなくてはいけないこと、防水や植物の根の力について、 壁面緑化の種類や気を付けなくてはいけないことなど、国内外の事例を紹介しながら幅広くお話しました。

(2)「夢は砂漠化しない ~えりも岬緑化事業70年の歴史 豊かな森、海に~」
(ファイル容量が大きいためABCDの4つに分割していますABCD
講演者:林野庁 北海道森林管理局日高南部森林管理署 治山グループえりも治山事業所 治山技術官  宮﨑 亙(わたる)
かつては広葉樹の原生林で覆われていたえりも岬は、明治時代の開拓期に伴う森林伐採を行った結果、砂漠化が進み、 生活環境及び漁業経営が悪化しました。 昭和28年から開始した緑化事業では、えりも岬緑化工法による草本化や密植及び 防風垣による強風対策など様々な試行を行いながら緑化を成功させました。
今後は健全で多様な森づくりに誘導するために本数調整伐や広葉樹植栽を行い、適切な密度管理と 林分構成が形成されるよう取り組んでいます。

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