実現近い進行波型原子炉

  MIT Technology Review  July 27, 2011
燃料がほとんど尽きることがないテラパワー社の原子炉の話
Advanced Reactor Gets Closer to Reality
http://www.technologyreview.com/energy/38148/?p1=A4 

 ビル・ゲイツの資本参加も得た新興のTerrapower社で、ウラニウムを無尽蔵
に使用できる進行波型原子炉を開発している。
始動時点で少量のウラニウム235を使うだけで核反応が一方の端から移動
するので進行型と呼び、世界の電力消費がアメリカ並みになっても100万年
ぐらいは燃料は不足しない。
溶融ナトリムで冷却する。
2016年に500MWの実証炉の建設を始め、2020年に試運転に入る。

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