コーンエタノール副産物から除草剤

”世界のバイオマス関連セレクション”コーンエタノール副産物から除草剤
Ethanol Byproduct Can Help Control Weeds For Flower And Plant Growers

ScienceDaily July 8, 2008

http://www.sciencedaily.com/releases/2008/07/080702101346.htm/

園芸業者にとって雑草は商品価値の低下につながる面倒なトラブルである。苗生産者の対策でいちばん多いのは人手で摘み取る不経済な方法である。除草剤を使う手もあるが、薬が効く植物が限定されており効果にも疑問がある。なかには温室では使えないものも多い。
トウモロコシエタノールの生産工程で、DDGS (dried distillers grains with soluble) と呼ばれる副産物が発生する。主な用途は家畜の飼料である。農務省のRick A. Boydston、Harold P. Collins、Steve Vaughnらは、これを鉢植えの観賞植物用除草剤として利用することに着目し、研究結果はHortScienceの2008年2月号に発表された。

カテゴリー: 2009年以前の記事 パーマリンク