バイオ燃料生産の環境対策: 原料を酵素にも使う

”世界のバイオマス関連セレクション”バイオ燃料生産の環境対策: 原料を酵素にも使う
Green Solution To Biofuel Production: Enzymes From Plants
ScienceDaily July 8, 2008
http://www.sciencedaily.com/releases/2008/07/080707100206.htm/

植物から代替燃料を低コストで大量生産するには、原料を分解して製品を作る酵素が必要である。Texas A&M大学で、植物に酵素を作らせる方法を開発した。Bioseparations LabのZivko Nikolov所長教授が、マルセーユで今週開かれた実験生物学会で研究報告を行った。1990年代には植物から酵素と医薬品の両方を作る技術が追求されたが、5年ぐらい前からコストの理由と遺伝子操作に対する市民パワーで姿を消した。Nikolovらの試みはいわばその変形である。技術の進歩と遺伝子操作に対する市民の容認によって計画の実行が可能になり、バイオ燃料の経済生産にも寄与するようになるだろうとNikolovは語った。