節約が最善の環境保全対策

”世界のバイオマス関連セレクション”節約が最善の環境保全対策
Going Green: Savings And Comfort Are The Best Incentives
ScienceDaily July 3, 2008
http://www.sciencedaily.com/releases/2008/07/080701103606.htm/

家庭で発生する二酸化炭素をモニタすれば排出が減り、リサイクルが増え、その結果環境を改善することが出来るだろうか。この疑問に取り組んでいる産業コンサルタントチームがカナダにある。参加家庭にはチームから、白熱灯から小型蛍光灯への変更、パソコンの設定変更、天井扇風機の設置、エアコン使用の節約など、数多くの環境対策方法が提供される。暖房関連では家の密閉度の改良、熱暖房、壁、温水タンクの改善などがある。自動車の排気ガスについては車の使用の削減とエタノール混合ガソリンの利用、水に関しては節水トイレ、通気装置付の流し、天水桶の設置や庭のスプリンクラー使用の削減などが指摘されている。この調査を始めてから、明らかに家庭のリサイクルが増えた。各家庭の考え方を追跡調査すると、環境へのインパクトを少なくすることよりも、快適さの改善と運用コストの節約のほうを重視していることが分かった。小さな地域の中でも対策の選択と、排出削減効果には変動要素が多いので、大きな規模で効果的な生活改変を図るには、新たな規制、助成、政策減税などの政策が必要であるとチームは考えている。

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