大統領諮問委員会 エネルギー関連技術支出の大幅増加を提案

New York Times GI  December 1, 2010
U.S. Needs Critical Boost in Energy Research, Panel Tells Obama
http://green.blogs.nytimes.com/2010/12/01/u-s-needs-critical-boost-in-energy-research-panel-tells-obama/

科学技術に関する大統領諮問委員会が、エネルギー関係の研究開発費の公共支出を現在
の年間50億ドルから160億ドルに増やすべきという報告書を提出した。
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石油依存による安全保障、気候変動による環境問題を包括的に行うべきこと、国防総省
アメリカ大統領のブレーンの提案は、大変、重要で納得出来る内容だと思います。
添付されたグラフを見て、今さらながら、日本のエネルギー関連への支出は、
高いレベルにあると認識させられますが、果たして、その実態はというと、おお
いに疑問だらけです。
アメリカ大統領の諮問委員会の提案の様に、新エネルギ―(再生可能エネルギー)
への大幅な研究開発支出を増額することが、現代の必須事項ですが、日本は、再
生可能エネルギー関連への支出は、まったく貧弱を言える状況です。
  中でも、バイオマスエネルギー関連への研究開発支出は、微々たるもので、こ
れでは、日本の長期エネルギー政策の面でも、世界から大きく立ち遅れることが、
明らかだと思います。
それにも拘わらず、現在の政権には、再生可能エネルギーへの取組、研究開発の
重要性を理解している閣僚は、どれほどいるのか。
日本には、まともな首相諮問委員会、ブレーンがいないのでは、と危惧します。
  渡辺 雅樹

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