バイオエタノールにおけるカビ遺伝子の役割

MIT Technology Review  Sep 10, 2010
Fungus Genes Help Turn Grass into Ethanol
Modified yeast could help make ethanol from hard-to-digest materials.
http://www.technologyreview.com/printer_friendly_article.aspx?id=26248&channel=Briefings§ion=Fuels

カリフォルニア大バークレイ校、ローレンス・バークレイ国立研究所、中国科学院が、カビから
採取した遺伝子をイーストに移植して、これまで利用できなかった植物の部分まで醗酵させ、
経済的にエタノールを作る技術の研究を行っている。
セルローズをセロデキストリンに分解するだけで、単糖に分解する必要がなくなる。
この発想は知られているが、遺伝子加工によりセルローズ分子を細胞に移送させるのは初の
試みである。
実用化にはまだ10年を要する。

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