”世界のバイオマス関連セレクション”ベンチャー資本 代替エネルギーに食指
Why Clean Tech Is Taking Biotech’s Shine
BusinessWeek October 7, 2008
http://www.businessweek.com/print/technology/content/oct2008/tc2008103_906261.htm
Nigel BeeleyはAmylin Pharmaceuticals、Arena Pharmaceuticals、Senomyx で、25年もバイオ技術分野の研究に携わってきたベテランである。Mylotarg、Symlin、Byetta、 Lorcaserinなどの、癌やメタボ疾患の薬の開発にも関わってきた。しかし彼がそれまでの医薬の経験を活かして独立しようと決心したのは、代替エネルギーの分野だった。医薬から飛び出して、代替エネルギー、リサイクリング、環境保護、汚染削減などのクリーン技術に飛躍しようと考えているのはBeeleyだけではない。クリーン技術の発展を牽引している原動力は、一見相互関係がなさそうに見える投資者、発明家、バイオ医薬で実績を上げてきた起業家などである。そしていまが盛りのバイオ技術の跡を継ぐものとして、新たな技術革新と投資の大きな波がすでに形成されようとしている。Beeleyのような研究者には資金がない。いっぽうでベンチャーキャピタルは、バイオ医薬やその他のライフサイエンスから、代替エネルギー技術に鞍替えしようとしている。そこで科学と管理の能力を併せ備え、新薬開発とバイオ技術の最前線にいたことのある経験者は、新しいエネルギー企業から引っ張りだこになっている。
ベンチャー資本 代替エネルギーに食指
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