木材発電所への関心が復活

”世界のバイオマス関連セレクション”木材発電所への関心が復活
As Biomass Power Rises, a Wood-Fired Plant Is Planned in Texas

New York Times August 29, 2008
http://www.nytimes.com/2008/08/29/business/29biomass.html?_r=1&scp=8&sq=bioenergy&st=cse&oref=slogin

再生可能エネルギーのなかでも、陽の目を見なかったバイオマス発電への関心が復活している。テキサス州オースチンではこれまでで最大の、木材廃棄物を使う発電所の建設が認可された。計画では2012年には、75,000世帯の需要に当たる100MWの発電所が完成する。石炭発電所の常識では小さな出力だが、バイオマスを使った発電所としては記録的な規模である。建設するのはNacogdoches Powerで、ここで発電される電力は市営のAustin Energyがすべて買い取ることになっている。契約期間は20年で、総額23億ドルの取引になる。建設資金の額は公表されていない。市議会は2020年までに電力の20%を再生可能なものにするという目標に適ったこの計画を、全会一致で承認した。Austin Energyも燃料の選択肢が増えることを歓迎しており、とくに太陽や風力のように気象条件による供給の変動がないことを歓迎している。

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