E.ONの英国最大のバイオマス発電所計画

”世界のバイオマス関連セレクション”E.ONの英国最大のバイオマス発電所計画
E.ON looks at £300m investment to build Britain’s largest biomass plant

Guardian August 20, 2008
http://www.guardian.co.uk/business/2008/aug/20/utilities.renewableenergy/print

イギリスでは、もう20年以上も石炭発電所が建設されていない。電力会社 E.ONが建設計画を発表するや、激しい世論の攻撃を受けている。これとは別に同社は広範囲にわたる発電技術開発の一環として、3億ポンドの投資でイギリス最大規模のバイオマス発電所を建設する。ノースサマーセット委員会と産業省に対する、バイオマス発電所計画のアウトラインに関する公式声明によると、バイオマス発電所の出力は25万世帯の需要を賄うことのできる規模で、これによって二酸化炭素の排出を年間50万トン減らすことができる。これは175,000台の自動車が排出する二酸化炭素量に相当する。この発電所が年間に消費する燃料は約120万トンで、木材チップでその大部分をまかなう予定で、これは主に船で搬入され、一部は地域のリサイクルされる木材で補充する。バイオマス発電所は電力の供給と同時に、周辺の工場への熱の供給も行う計画である。

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