コーンエタノールの省エネ製造法

”世界のバイオマス関連セレクション”コーンエタノールの省エネ製造法
More Energy-Efficient Ethanol

MIT Technology Review August 18, 2008
http://www.technologyreview.com/Energy/21266/

原料栽培から工場の稼動までを合計すると、コーンエタノールは化石燃料の集約度が高い。ワシントン大学の研究チームが、ビール工場や排水処理工場で使っている工程を利用した生成工程を開発した。酸素を遮断した容器に入れたバクテリアを利用する方法である。バクテリアは廃棄物を分解するときにメタンを発生する。これはエネルギーとして工場の運転に利用することができ、付加するエネルギーがほとんど要らないのでエネルギーの節約になる。化学工学のLargus Angenent教授の研究チームは、エタノール工場で発生する廃棄物の嫌気性消化を分析し、工場で使用する天然ガスを半分に減らすことが可能だと言うことを発見した。この研究報告はEnvironmental Science and Technologyの最新号に掲載されている。

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