高収率のバイオエタノール生成技術

”世界のバイオマス関連セレクション”高収率のバイオエタノール生成技術
New UGA biomass technology dramatically increases ethanol yield from grasses and yard waste

UGA News Release July 28, 2008
http://www.uga.edu/news/artman/publish/printer_080728_biomass.shtml

ジョージア大学 (UGA) でバーミューダグラス、スイッチグラス、ネピアグラスや庭ごみなど、食用作物以外の原料を使って、きわめて高い収率でエタノールを作る技術を開発した。草などの再生可能なバイオマスからエタノールを作るのは望ましいことである。微生物学教授でUGAの Bioenergy Task Forceを主管するJoy Petersonは、植物繊維の分解を最適化することに焦点を当てて、生物学・農学のMark Eiteman教授と元学生のSarah Kate Brandonとともに新しい処理法を開発した。開発された技術は前処理が早く、酸を使わないマイルドな工程で、これによって低コストのバイオマスからこれまでより10倍以上の糖を生成することができる。前処理では現在使われているような高価で、環境を侵すような化学品を使わないのが特徴である。特許申請中のこの技術のライセンスは、University of Georgia Research Foundation, Inc.から取得できる。

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