近づくガス化技術の時代

Biofpr Aug 16, 2012

It’s a gas

http://www.biofpr.com/details/feature/2487391/Its_a_gas.html

最新の Science 誌が農業廃棄物や都市ゴミからバイオ燃料や化学物質を作る最新の技術動向を取り上げた。原料として利用できる農業廃棄物と都市ゴミは大量にあり、あとは技術の問題で特に有望なのがガス化技術である。合成ガスは天然ガスに代替できるほか、FT技術により各種の燃料や化学原料に利用できる。アメリカとカナダの化学会社が新しいガス化技術の実証工場の計画を発表した。
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アメリカではバイオマスをガス化して、フィッシャー・トロプシュ法(FT法)で炭化水素を造るという話は貴重な情報だと思います。これは石炭油化を実施するときに使う方法で、日本でもやっていたと思います。日本ではガス化は実施されていますが、そのガスを燃焼し、熱を利用するとか発電に利用する方法が一般的なやり方であると思います。その効率だとか、EPRだとかが分かってくると面白いことになるのかと思います。又プラズマと言う高温度ガスでバイオを分解する話は始めて聞く話しでした。        廣谷 精

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