The Atlantic Mar 30, 2012
Japan Heading for Energy Death Spiral?
By Steve Clemons: Atlantic ワシントン編集長
田中伸男前IEA事務局長がAtlantic誌との対談で日本がエネルギーで死のスパイラルに落ち、供給が回復しなければ脱工業を真剣に考えなければならないこと、ホルムズ海峡が閉鎖されたらサウジは欧州を優先するためアメリカの安いLNGを対日輸出すること、日米専門家による二国間の対策機構を作ることを提案した。
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いつも貴重な情報有難うございます。当面の日本のエネルギー政策の舵取りをどうするのかはここに指摘されるまでもなく大至急決めなければならない一大事で、そのポイントは原発再稼働を推進するか否かであり、これにより結論は全く変わってきます。既存の延長線上にある各種委員会の権威が地に落ちている以上、原発の安全性を審査するためには新しい検討グループを立ち上げる必要があると思っています。政治家、官僚、評論家、大学の偉い先生方等は外し、今、最前線に立つている設計及び現場の運転を熟知しているトップレベルの技術者達の知見を集約して福島事故の徹底検証及び既存原発の問題点の洗い出しを隅々まで行って欲しいと思っています。このグループの報告を公表し、冷静に議論をする事が必要ではないでしょうか。原発を止める場合の対策も並行的に検討しておく事は言うまでもないことですが・・・。吉川