牛糞を利用した発電

”世界のバイオマス関連セレクション”牛糞を利用した発電
Cow Power Could Generate Electricity For Millions

ScienceDaily July 25, 2008

http://www.sciencedaily.com/releases/2008/07/080724064840.htm

家畜の糞尿を利用すれば、アメリカの電力需要の3%をこれで賄えるうえ、温室効果ガスの削減も期待できる。これまで家畜の糞尿は自然の分解に任されてきたため、亜酸化窒素とメタンが大気に放出されていた。IPCCによれば亜酸化窒素の温暖化効果は二酸化炭素の310倍、メタンは21倍も高い。堆肥を作るのに似たプロセスで糞尿を嫌気分解すると、糞尿はエネルギー密度の高いバイオガスになり、これを燃料に使って小型タービンを回し発電する。アメリカの数億頭の家畜の糞尿を利用すれば、約1千億kWhの電気を生産し、数百万の家庭やオフィスに電気を供給できる。報告書を作成したのはUniversity of Texas at AustinのMichael E. Webber、Amanda D Cuellar両氏である。

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