モンゴルの概要
・面積156万km2 (日本の約4倍) ・人口 306万人 ・家畜4,000万頭
(人口は日本の2.4%、ほぼ県一つ分)
・首都 ウランバートル 人口134万人 全人口の44%はここに集中
・民族の構成 モンゴル人95%、カザフ人など5%
・1992年憲法を制定して信教の自由を保障している チベット仏教、キリスト教が浸透
モンゴルについての知識
・13世紀末に発生した元寇 ・チンギスハーンの遠征
・大相撲の3人の横綱、 ・モンゴル出身の力士
・草原の国と遊牧民 ・ゴビ砂漠
・スーホの白い馬 ・ノモハン事件
しかし実際は
・牧畜を生業としてきた伝統生活
・草原が家畜を育み、家畜が人を養う
・城郭・常処・耕田の業なし・・司馬遷
決まった所で居住したり城を構えることはない。農業のように土を掘り返さない。
・遊牧民とは:生かして生きる人 狩猟民は殺して生きる人
・大の親日国
・2000年以上続く持続可能社会
農耕社会はその内砂漠になってしまうが、牧畜は土地を傷つけないので自然は常に再生する
モンゴルの歴史
ユーラシア大陸の北方騎馬民族 馬主の国
過去の歴史では
匈奴 -突厥 -契丹 -蒙古 -清の支配 -自治政府(1911)
-人民共和国(ソ連の傘下1924)-国連加盟(1961)―日本と外交関係樹立(1972)
-民主化(1990) -自由経済へ
社会主義時代の功罪
功の部分
・中国からの独立 華僑の排除
・教育の普及
・ウランバートルの発展 社会インフラの整備 首都の熱水供給施設
罪の部分
・ソ連流大粛清(3万人の知識人・僧侶などが粛清 人口30~40万人の時代)
・モンゴル文字をキリル文字に変えられた
・宗教の否定やチンギスハーンの抹殺 逆説的に民族意識が高まった
モンゴルの経済
・経済成長率 2.3% 主要産業: 鉱業 牧畜業 流通業 軽工業 観光業
・名目GDP 120億US$ 日比0.29% 1人当たり320 US$ 日比 1%
・主要輸出品:鉱物資源(石炭、銅精鉱、蛍石など) 原油
牧畜産品 (カシミヤ、皮革)
・主要輸入品:石油燃料、自動車、機械設備類、日曜雑貨、医薬品
・鉱物資源には恵まれレアアース、石炭、石油、銅、金、ウランなどを産出
家畜の糞は乾いていてストーブの燃料になっている。