仁王門から入って青銅鳥居を過ぎて本殿が現れる。江戸下町の皆さんが寄付して作った八棟灯籠とか神楽殿、水屋などが並んでいるがその中で本殿のきらびやかさが特に目に付く。
このような紅葉シーンが多かった 約1時間登山するとここ奥の院妙法ケ嶽に達する
1人で表参道コースを歩いてきて三峰神社に達すると参拝客、観光客がごった返していた。皆さん車やバスで簡単に登って来ている。山岳信仰の山だけあって講が発達しているようで神社側はその人達との交流を大切に扱っている。私は神官と仲良くなったので招待所に呼んでいただきお茶の接待を受けた。信州の戸隠や御岳山との交流も活発に行っているようで数ヶ月単位の研修旅行もあるようだった。一般の登山客もここまではバスでやってきてここから上を登っているようだ。約1時間の登りで行く奥の院(妙法ケ嶽1329m)には団体20人の登山者がいたし途中4組ほど会った山ガール達は雲取から下ってきているようだった。三峰神社は温泉まで用意(500円)していて商売熱心だった。従来はロープウェイが動いていて下の大輪口も賑やかだったのだが道路が無料になって直接上に上がってしまうと伝統ある表参道がすっかり寂れてしまう運命になった。便利さを追求するだけでなく伝統ある遺産を守っていく必要性を感じた。しかしどうしたら良いかアイデアは無い。