2015年6月に開催されたバイオマスセミナーの講演概要が開催報告として、蔵前ジャーナル(東京工業大学同窓会誌)に掲載されました。会誌発行元の許可を得たので、掲載記事をseminar2015-6-17.pdfに示します。著作物名:蔵前ジャーナル No.1051 、2015年10月1日発行(P.20~21)発行元名:一般社団法人蔵前工業会
講演項目の概要は以下の通りです。
講演 Ⅰ.和田 武 自然エネルギー市民の会代表
「小規模未利用木質バイオマス発電~里山資源を活かす地域活性化~」
世界的に広く利用されている木質バイオマス
国産森林資源を利用するエネルギー利用の重要性
電力買取制度(FIT)と未利用木質バイオマス発電
里山資源を活かす小規模未利用木質
講演 Ⅱ.大高 円 電力中央研究所 エネルギー研究所 上席研究員
「バイオマス発電利用技術の開発~炭化燃料化によるCO2排出削減に向けて~」
震災後の電源構成
温室ガス削減目標と新設石炭火力の動向
バイオマスポテンシャル
石炭火力でのバイオマス混焼利用
電力中央研究所の取り組み
(1) バイオマス/廃棄物炭化ガス化発電技術
(2) 溶融炭酸塩を熱媒とする間接加熱型ガス化技術
(3) 石炭火力での高混焼率利用を狙った炭化燃料化技術