一般社団法人蔵前工業会(東京工業大学同窓会)主催、NPO法人蔵前バイオマスエネルギー技術サポートネットワーク 共催、国立大学法人東京工業大学 後援のセミナー は下記要領にて行います。
「森のエネルギーで地方に活力を」
日本には植林から半世紀を経て、伐採の時期を迎えた森林資源が各地域に遍在しています。近年、山に放置されてきた未利用材を含め、木材を燃料として熱や電力を生み出すバイオマスが再生可能エネルギー資源として期待されています。固定価格買取り制度(FIT)においても、未利用材を燃料とした地産地消型の小規模発電に対して、本年度から更に優遇される事になりました。これらの活用は、森林の保全性向上と林業再生による地域経済活性化の可能性を秘めています。 また現在増加している石炭火力発電のCO2排出問題に対し、バイオマスを炭化燃料化し、化石燃料使用量を削減する技術開発も課題となっています。そこで本セミナーでは、木質バイオマスエネルギーを有効活用する方策について講演をして頂きます。講演後には、更なる意見交換ができるよう交流会を開催します。どなたでも参加できますので、友人・知人の方々もお誘い合わせのうえ、ご参加下さい。
記
1、日時・場所
2015年6月17日(水)
講演会 17:00~18:45 (Q&Aセッションを含む)
交流会 19:00~20:45 (交流会の準備整い次第開始します)
東工大蔵前会館1階「ロイアルブルーホール」(東急大岡山駅前)
2、講題・講師
(1)『小規模未利用木質バイオマス発電〜里山資源を活かす地域活性化〜』
和田 武氏:自然エネルギー市民の会代表、前・調達価格等算定委員会委員、前・日本環境学会会長、元・立命館大学教授
(2)『バイオマス発電利用技術の開発〜炭化燃料化によるCO2排出量削減に向けて〜』
大高 円氏:一般財団法人電力中央研究所 エネルギー技術研究所 燃料高度利用領域 上席研究員
3、参加費
講演会の参加料は無料
交流会参加費 一般3,000円(当日会場にてお支払下さい)、学生無料
4、お申込み
https://www.kuramae.ne.jp/kvs2_seminar_entry/ から、必要事項を記入の上、お申し込み下さい。
蔵前ベンチャー相談室(略称KVS)は、 http://www.kuramae-kvs.sakura.ne.jp 参照、蔵前バイオマスエネルギー技術サポートネットワーク(略称K-BETS)は、http://www.kuramae-bioenergy.jp を参照ください。