ロンドン便り その26
アンデイ・マレーが悲願のウインブルドン2013チャンピオンに!
ついに、英国人選手アンデイ・マレーがセルビアのジョコビッチを破り、ウインブルドンチャンピオンになりました。これはなんと1936年の英国人フレッド・ペリーがチャンピオンになって以来、77年ぶりの英国人男子プレヤーの優勝となります。
英国人として77年ぶりとなる優勝トロフィーを掲げる、アンデイ・マレー(BBCより)
今日のロンドンは、今年一番の暑さで28℃、湿度40%と、British Summer真っ只中の、ウインブルドン日和で、マレーの優勝は国民への、この上もないプレゼントとなりました。
思えば、マレーは昨年のウインブルドン2012では惜しくも、スイスのフェデラーに破れ、76年ぶりの、英国人男子の、ウンブルドンチャンピオンの夢は、かないませんでしたが、その一ヶ月後の、ロンドンオリンピックでは、フェデラーを破り、金メダルを獲得し、以来、精神的にも安定し、今日の勝利に繋がったのではないでしょうか。
英国のテニス界は、ウインブルドン現象と揶揄されて、久しかったですが、マレーの優勝で、正に面目躍如といったところですね。このところの、マレーの活躍で、全国に約2,500ケ所あるLawn Tennis Club(天然芝のコートを持つクラブ)の会員数が、増加していると言われており、裾野が広がり、若い世代の有力選手も育ち、マレーの後に続くことを願っています。
日本も、今回のウインブルドンでの、錦織圭選手やクルム伊達選手の活躍もありましたが、優勝に絡む試合には程遠かったですね。しかし、特に、若い錦織選手のこれからの、活躍を、期待したいですね。(了)