EUでは減税とインセンティブにより、低CO2排出車が増加 2018/4/28 荒川英敏

ロンドン便りその139 EUの減税とインセンティブにより低CO2排出車が増加

資料の「EUでの低CO2車購入インセンティブ(補助金)や税制優遇策」は概略以下の内容です。

イギリス
・購入価格の25%、最高£5000(約75万円)
・企業の幹部社員向け社有車の貸与(Company Car Scheme)の場合、企業への税制優遇策。
・自宅やスーパー駐車場や公私の駐車場での急速充電装置設置への補助金
・ロンドン渋滞税の免除(ロンドン市内に進入する車全てに£12(1800円)の渋滞税がかかる)
・2018年から新車タクシは全てEV化の義務付(ロンドンのタクシは全て個人タクシなので、EV車への買い替えに
£5000の補助金が付く)
・2017年よりロンドン2階建てバスのEV化が始まっており、2020年までに全てEV化される見込み。
ドイツ
・向こう10年間の自動車税が免税となる。
・購入時に€60000(780万円)までのEV車に€4000(48万円)、PHEV車に€3000(36万円)の補助金
フランス
・購入時の補助金が車種によるが最高€10000(120万円)
オランダ
・CO2排出量に応じた自動車登録税が有利になる。
・車両重量税が免除
ノルウエー
・自動車登録税が免除
・付加価値税(消費税)が免除
・有料道路が無料
・公共駐車場が無料
・バス優先レーンで走行可能
・フェリーが無料

 

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