食肉ジビエとは  

  百年の森づくりの森を保護管理するには生物多様性の重要な事です。森は、自然環境の中で生きものと共存共栄しているのです。今、大きな問題は、日本の環境下では日本オオカミが絶滅したことによりシカなどの草食動物が温暖化も含め急激に増えています。東京都も含め日本全国の森が荒廃の危機にさらされています。最近ようやく国が動き始めました。オオカミを放つ事も検討しているかも知れませんが・・・
フランスや欧州では、歴史がある野生動物を美味しく頂き環境を学ぶジビエが日本でも日本ジビエ振興協議会(http://www.gibier.gr.jp/index.html)は、国 特に農林水産省のご協力を得てスタートしています。「ジビエ」とは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。その昔フランスなどでは、ジビエを使った料理は自分の領地で狩猟ができるような、上流階級の貴族の口にしか入らないほど貴重なものでした。そのためフランス料理界では古くから高級食材として重宝され、高貴で特別な料理として愛され続けてきました。
そこでは、動物の尊い生命を奪う代わりに肉から内臓、骨、血液に至るまで、全ての部位を余すことなく料理に使い、生命に感謝を捧げようという精神が流れています。日本では、1115日~215日まで狩猟が解禁となり、ジビエのシーズンが始まります。ジビエにあまり馴染みのない日本でも根強いファンが多く、ワインにも合うため、グルメ好きにはたまらない人気の高い料理です。
山野を駆け巡り大空を舞った天然の肉は、脂肪が少なく引き締まり、栄養価も高い、まさに森からの贈り物。力強く生命力に溢れた冬季限定のごちそうです。以上が、日本の農業や森を守ることになるのです。食材がビジネスになれば狩猟者が増えますただし、違法な狩猟のジビエは買い付けないためビジネスにはなりません。日本ジビエ振興協議会は国の認証された機関として狩猟者を認定し、ジビエを認定して行く制度です。
国営昭和記念公園にて行われる、第29回全国都市緑化フェアTOKYOに日本ジビエ振興協議会が参加して頂けることになりました。10 13 日(土)・14 日(日)の2 日間、立川市協働事業/たまがわ・みらいパークがイベント内です。
ジビエカレーは、美味しくて庶民向きです。障害者が作ったジビエカレーのレトルトパックは非常に好評です。日本ジビエ振興協議会にバイオマスプラスチックで応援致します。
  記 斎藤

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