1.開 催 日 平成26年11月12日(水) 13:00~17:00
2.主催 ①NPO法人ちば里山センター
②NPO法人竹もりの里
③認定NPO法人:K-BETS
3.場所 千葉県緑化推進委員会内ちば里山センター 教室&広場
4.参 加 者 受講生50名、スタッフ16名、記者4名、合計70名
5.実施概要
(1)炭化器による竹炭製造デモンストレーション
①使用炭化器:㈱モキSS製無煙炭化器(M150)点火と消火の2回見学
②展示炭化器:開発した可搬式大型炭化器(新品:3回実験後に側板更新)
無煙炭化器の燃焼状況 炭化器について説明する鹿嶋理事長
(2)シンポジウム 司会:K-BETS 福島副理事長
①開催挨拶 ちば里山センター理事長 金親博榮
②竹炭整備の取り組み: 「竹林拡大の現状と竹林の管理」
千葉県農林総合研究センター森林研究所 福島成樹主席研究員
③「長生郡における竹林整備活動の状況」: 竹もりの里 鹿嶋理事長
④「竹林整備の継続的な事業課のために」: K-BETS 渡辺常務理事
⑤「新炭化器による竹炭製造コスト低減」: 竹もりの里 鹿嶋理事長
⑥「竹炭による土壌改良剤としての適用効果」: K-BETS 篠崎理事
(3)懇談会
「竹炭普及モニター募集」申し込み受付 : 千葉県の里山整備活動おける大きな課題である「竹林の整備」を継続的、発展的に推進するため、竹林を資源化する一つの有効な方法として「竹炭の製造・販売の事業化」の説明・提案があり活発な討議が行われた。低コスト竹炭製造デモを含め有意義なシンポジウムであった。今後の推進のためにはいかに大勢の人に竹炭を使ってもらうかにあります。実際使ってみてその効果を確認し積極販売する協力者を募りました。
モニターの募集に対し13団体(名)が応募し実用化に向けて活動することになりました。今後の成果に期待したい。
千葉の里山活動について広く県民の皆様に知ってもらうチャンスとして新聞にも呼びかけて報道して頂きました。
7.質問(順不同)
(1)可搬式大型炭化器はいつ完成しますか? 近いうちに。実用新案特許を申請しています。
(2)耐久性はどのくらいですか? 何回くらい使えますか?・・・実験を重ねて確認します。
(3)価格はいくらくらいですか? 20万円以下にしたい。
(4)竹炭を粉状に小さくする機械はないですか? これから探します。
(5)竹炭は粉の方が良くないですか? 粉体の方が少量で効果があがると思われますが、その反面取り扱いが難しくなると思います。
本件は参加者の中でも互いに反対の意見を持っているようだ。粒状がベストか検討が必要。
(6)モニターになると何が良いですか? ノウハウをお互いに開示し合って、先行者利益を享受できます。年に2回のモニター会議を開催しますので、その際にはお集まりください・・・情報を共有しましょう。
8.反省 ネットを含めて地図が間違っていたので、次回は方角や方向を正確に記した地図を用意する。
地域情報誌「シティーライフ(市原版)12月6日」にこの記事が載っています。citylifenews.pdf
記